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読書感想文

仲正昌樹『プライバシーの哲学』ソフトバンク新書

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「プライバシー」の哲学 (ソフトバンク新書 053)/ソフトバンククリエイティブ
「一人で放っておいてもらえれば、自分の意志を固めて、自由にライフスタイルを選択することができる」などというのは、見えない権力による「正常性」に向けての無意識的な誘導を無視した空論であり、結果的に、弱者に自由の幻想を与えて欺くことに繋がる。
さまざまな見えない権力形態を解体して、人々が「正常性」に向けてのプレッシャーを感じないですむようにしない限り、「プライバシー権=自己決定権」は、極めて危険な考え方である、ということになる。



 こんにちは~

 では続きです( ’ー’ )

 冒頭はちょっと固めの哲学的なところを引用したのですが、「クレジットカード番号などのデータは保護の対象となるにしても、知られたくない秘密なんてものは『自己責任』でガッチリガードすればいいじゃん」という意見を想定しての一つの回答だと考えてみて下さい。

 要するに知られたくない自己の信条やものの考え方をネットで表明するから悪いんだ!「誰もが正しい」と思う意見(これが仲正さんのいう「正常性」というわけだ!!)を常に表明したり、また「みんなが正しいと思う意見」に自分が順応できるように自分の価値観を合わせて行くべきであり(上記の「無意識的誘導」)、そうすれば、変な思想でプライバシー云々など痛いところもつつかれることなんてないんだよ、という「極めて危険」な考え方に陥りがちだということです。

 警察が職務質問してきて「うるさいな~そんな職質に答える必要ないでしょ」とか言うと「やましいところがないなら答えられるはずですよね~」と切り返されるあれですかね(笑)。

 それじゃいつか世の中、警察に何聞かれても、先生に何聞かれても胸張って答えられる人間になりなさい!ってことになっちゃうじゃないか!
ヾ( ̄o ̄;)チガウッテバ、、、


 してみると…。プライバシーというのは守るというだけでなく、必要な自己表現はしながらも不必要な詮索、悪意ある中傷などからは適切に守られる必要がある(表現した情報をコントロールできる)ということになりそうです。簡単に言うと表現の自由とプライバシーの保護は表裏一体なのかも。


 このあたりの論点がすり替えちゃったのが、筆者の仲正さんによると、通信傍受法と住基ネット法案を何としても通そうとした時の与党だそうです。


 当時の与党(自民党、自由党、公明党)は住基ネットが実際に稼動する予定の三年後(2002年) までに、個人情報保護のための法律を制定することで合意し、改正案の間則にも「この法律の施行に当たっては、政府は、個人情報の保護に万全を期するため、速やかに、所要の措置を講ずるものとする」と記されることになった。
そのため「個人情報保護法」は、ネット化社会における個人の自己情報コントロール権の保障というもとの文脈からズレていき、「個人情報を一元的に管理して国民監視を強化しようとする権力側とそれを阻止しようと闘う反権力側」という左右の二項対立図式の中に位置付けられることになった。

『プライバシーの哲学』P105



 う~む。ヤレヤレですねヽ(*´ェ`*)ノ

 それでヨーロッパのプライバシーをめぐる新しい動きにわが国はすっかりとり残されてるんですね。
「忘却の権利と小林秀雄の言葉」
 http://ameblo.jp/tweetyukky/entry-11257988766.html


というわけで、今回は自己表現という点からプライバシーの哲学を考えてみたわけですが、次回さらに突っ込んで「公」(パブリック)との対比で見てみたいなと思います!

 では!(o^—^)ノ
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~ Comment ~

1. ふ~ん・・・・・??? 

(w_-;プライバシー・・・・う~ん、そうね。

ちょっとずれるかもしれませんが、私は、どんな人も自分で帰属する場所を選ぶんだと思うのです。それが家族や会社や、趣味サークル、すっごく仲の良い友達と、色々あるんでしょうが、自分のプライバシーがある程度開示されても困らない場合と、全く開示したくない、しない場合があります。
しかしなんだかんだいっても、国際的にグローバル化は進むらしく、いつかカードで認証されたくなくてもされちゃう日が来るなら、自分の場合、最低精神面だけは手放さないぞと。
まあ自由って、そんなに分かりやすい言葉じゃないし、全くもって扱いにくくやっかいですよね。

あと、言葉は言うその人によって影響力は全く違うから、ある価値観のアンテナが例えば正しいという、そっちむいてないと、その情報を知らないことになる。

関係ないけれど私、交通違反して私服の刑事に職務質問されて、「貴方誰?!名を名乗りなさい!!」と大声出したこと何回かあって・・・どんな奴にもへいこらしちゃだめですよね、とりあえず。びっくりしてましたよ。ははは(・ω・)/
そして、権力はなかなかなくならないので、常に勉強して、だまされないようにしなくちゃ。

ん~と、かなりずれましたか?

2. Re:ふ~ん・・・・・??? 

>スカーレットさん

こんばんわ(o^—^)ノ

家族でも趣味のサークルでも使い分けますよね。この集団ではここまでだなって。
それがその場所での自分のキャラクターになってるか。


>>そっちむいてないと、その情報を知らないことになる。

これはネットの海にいると私は特に実感しますね。

自分の方から興味あることとかブログに書いたりしないと、必要な情報も集まってこないし、気がつかないと思います。

こうしてコメントいただいて刺激受けてググってまたちょっぴり賢くなってって感じで…。

スカーレットさんの警察官への武勇伝(笑)は私も見習いたいところであります。
(〃⌒▽⌒)ゞ


3. ほぉ・・・ 

自己表現しつつ、詮索から守る・・・。
・・・私の処せ術のようですな・・・--☆。

日ごろから口数多いと、みんな「はいx3・・・」で
流してくれるので・・・って放置プレイ!?@@

4. Re:ほぉ・・・ 

>川中小町さん

実践されてるとはさすがです(〃⌒▽⌒)ゞ
法律なくてもできる範囲でやりたいものです!

5. こんにちは 

「正常性」にむけのプレッシャーがない、という状態を実現するのは、難しそうですね・・・。

「見えない権力形態」の中には、一般人が形成する世論とか、そういったものも含まれているのですかね・・・。

6. Re:こんにちは 

>shさん

こんにちは~(^○^)

日本には空気を読む文化がありますからね~。
あらゆる場所に同調圧力が(*v_v)
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