FC2ブログ

スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←女医の力~その6 感情移入は真の共感などではない →女医の力~その8 解釈、物語化を越える事が必要?
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 電子書籍
もくじ  3kaku_s_L.png 創作ノート
もくじ  3kaku_s_L.png 地下鉄のない街
もくじ  3kaku_s_L.png 読書感想文
もくじ  3kaku_s_L.png 経済全般の本
もくじ  3kaku_s_L.png 本日のゆっきー
もくじ  3kaku_s_L.png ブログ
もくじ  3kaku_s_L.png 創作メモ
もくじ  3kaku_s_L.png 子どもの哲学
もくじ  3kaku_s_L.png 映画
もくじ  3kaku_s_L.png ライフハック
もくじ  3kaku_s_L.png フレームワーク
  • [女医の力~その6 感情移入は真の共感などではない]へ
  • [女医の力~その8 解釈、物語化を越える事が必要?]へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit
 

おとめのエッセイ

女医の力~その7 僕の試練

 ←女医の力~その6 感情移入は真の共感などではない →女医の力~その8 解釈、物語化を越える事が必要?
天使の卵 エンジェルス・エッグ (集英社文庫)/集英社
「俺の女房になれば、君だってもう、あんな頭のいかれた連中を相手に働かなくてすむんだ。俺の給料だけで充分食べていける。俺たちはきっとうまくやれるさ。そこのところを、君と一度ゆっくり話し合わなきゃと思ってたんだ」




 もちろん「僕」のセリフじゃありません(笑)。
 春妃先生が勤務する病院の同僚の精神科医の言葉です。

 僕はその日、先生と出会ってから初めて父親の問題ではなくて自分自身の精神的問題、急性のパニック障害で春妃先生の自宅を訪ねていたのでした。そこに押しかけてきたのが酒に酔ったコイツ(嘆)なわけです。

 僕の父親は春妃先生に診断してもらうようになってから周りが驚くほどの回復を示し、春妃先生から短い退院許可をもらいました。

 自宅にいる間にその悲劇は起こりました。

 ちょっと家族が目を離した隙に、お父さんはビルの屋上から飛び降りてしまったのです。

 葬儀も済んで僕には虚脱感だけが残ります。





 そんな時僕は、長い闘病生活の中、母親が家計を回すためにやっていた小料理店の明かりを落としたで暗がりの中で、母と店のお客さんの一人がそっと抱き合っているところを目撃してしまいます。

 二人が惹かれ合っていることは以前から知っていましたが、父親が死んでしまった後に実際にその光景を目の当たりにした僕は精神がガラガラっと崩れそうになる感覚にとらわれました。

 そのお客さんのことを嫌いではなかったし、僕はそのお客さんが自分の母親を支えてくれたら嬉しいとさえ思っていました。




「本当に、心からそう思っている。だからこれは、おふくろたちの問題じゃなくて、あくまでも僕自身の問題なんだ。僕がもっと大人になって、現実と自分の感情との間にうまく折り合いをつけられれば、みんな丸く収まる。それだけのことなんだよ」

「でも、それが一番難しいことなのよ。誰にとっても」

と彼女は言った。

「折り合いをつけるのが?それとも、大人になるのが?」

彼女は微笑んだ。

「もちろん、どっちもよ」

「で、それがうまくできないと、最後にはあなたの患者になるしかないわけだね」

「そういうことね」

「それもいいかもしれないな」

と僕は言った。

「少なくとも毎日あなたといられる」







 …と、そこに闖入してきたのが冒頭の「あんな頭のいかれた連中を相手に働」いているバカ医者なのでした。


 さて…?


続く…
スポンサーサイト


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 電子書籍
もくじ  3kaku_s_L.png 創作ノート
もくじ  3kaku_s_L.png 地下鉄のない街
もくじ  3kaku_s_L.png 読書感想文
もくじ  3kaku_s_L.png 経済全般の本
もくじ  3kaku_s_L.png 本日のゆっきー
もくじ  3kaku_s_L.png ブログ
もくじ  3kaku_s_L.png 創作メモ
もくじ  3kaku_s_L.png 子どもの哲学
もくじ  3kaku_s_L.png 映画
もくじ  3kaku_s_L.png ライフハック
もくじ  3kaku_s_L.png フレームワーク
  • [女医の力~その6 感情移入は真の共感などではない]へ
  • [女医の力~その8 解釈、物語化を越える事が必要?]へ
 

~ Comment ~

1. バカ医者 

この人もまたクライエントを「頭のいかれたヤツ」と言って防衛機制はたらかせないといけない何かを抱えているのか?

それとも医療点数ばかりを気にして同じ効果の薬を何種類もクライエントに渡し副作用に悩む人を増やすだけの医者なのか・・・・(笑)

2. 無題 

こんなバカ医者に診られる患者さんも堪ったもんじゃない。
しかもそれをネタにアプローチするなんて…どっちがいかれてるんだか(嘆)

三角関係、まさに僕の恋敵になるわけですか。
人格的に僕は大人っぽいので、僕の方優位に思えますが…^^;

3. Re:バカ医者 

>タロットカウンセラー 喜与実さん

こんにちは(^○^)

どっちもイヤですけど、後者の儲け主義医者の方がまだマシですかねえ(笑)。

どっちもいそうでなんかやになっちゃいますね(嘆)。

4. Re:無題 

>メランコリーみかげさん

もう人間的には戦う前から勝負あったという感じですよね(笑)。

しかし、どこ行っても信じらんないような輩はいる。
僕にガンバってもらうとしましょう(^○^)。
管理者のみ表示。 | 非公開コメント:投稿可能です。

~ Trackback ~

トラックバック URL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • [女医の力~その6 感情移入は真の共感などではない]へ
  • [女医の力~その8 解釈、物語化を越える事が必要?]へ
にほんブログ村 ブログアクセスアップ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。